8歳の息子の耳からひも状のものが出てきたことで「これは脳を食べる虫ではないか」と思い込んだ母親は、息子を連れて病院に向かった。しかし検査したところ、それは虫ではなく粘着テープだったことが判明したという。『The Sun』『Metro』が伝えている。

英サマセット州チェダー在住のジェンマ・タイソンさん(Gemma Tyson)が2月18日、息子が起こしたハプニングについてFacebookに投稿したところ、その内容が注目を集めた。

ジェンマさんの投稿によると2019年11月のこと、当時8歳だった息子のアシュトン・ホースフィールド君(Ashton Horsfield)が突然「耳の中がかゆい」と訴えてきたそうだ。ジェンマさんは耳垢が詰まっているのではないかと思い、アシュトン君の耳の中をライトを照らして確認した。

すると塊のようなものが見えたため医療用のピンセットで耳の中から取り出したところ、それは長さが4インチ(約10センチ)ほどのひも状の物体だった。ジェンマさんはインターネットで耳から出てきた物が何なのか検索したところ、「脳を食べる条虫」だと結論づけた。息子の一大事とあってジェンマさんはすぐにアシュトン君を連れて救急病院に向かい、医師に耳から出てきた物体を検査してもらうこととなった。

ジェンマさんとアシュトン君は一旦自宅に戻って、病院からの検査結果を待った。ジェンマさんは連絡が来るまで生きた心地がしなかったそうで、当時のことを次のように振り返っている。

「アシュトンの耳から取り出した物を見て、私は“脳を食べる条虫”に違いないと思いました。それがアシュトンの身に長く滞在しているほど、多くの脳を食べられているんだと思ったんです。」

「もう気持ち悪くて、ホラー映画か悪夢を見ているような感じだったんです。アシュトンの耳から何かが飛び出して来るんじゃないかとも思いました。そんなうろたえる私を見てアシュトンは、自分のことより私の顔色の方を心配していました。」

「そして病院からの連絡を受けた時、その悪夢は終わりました。条虫のようなものが、実は粘着テープだったのです。」

どうやらアシュトン君は粘着テープを丸めて耳の中に詰め、そのまま放置していたようだ。あまりにも拍子抜けするような結果に、ジェンマさんは医師に時間を割いて検査してもらったことが申し訳ないという思いと恥ずかしさがこみ上げてきたそうだ。

現在は10歳になったアシュトン君だが、あれから耳の中に何かを入れるようなことはしていないという。ジェンマさんは「アシュトンはラッキーでした。これが耳に詰まっていることで深刻な感染症を引き起こすこともありませんでしたから」と話しており、子供が耳に異物を入れて放置したままにしないように警鐘を鳴らしている。

画像は『The Sun 2021年2月23日付「WORM WITH EMBARRASSMENT Mum mortified after ‘brain-eating worm’ in her eight-year-old son’s ear turned out to be sticky tape」(Credit: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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(出典 news.nicovideo.jp)

母親の驚きと心配は相当なものだったと思う。
粘着テープで良かった。

<このニュースへのネットの反応>

「テープかと思ったら虫」じゃなくて本当に良かった


そんな都市伝説がありましたね


結果として大事が無かったから笑い話だけど、対応としては間違ってはいないわな。


紙おむつのCMを見て、「うちの子の尿が青色ではないのですが大丈夫でしょうか」と聞いた母親がいたらしい。


粘着テープと条虫が結びつかんかったけど、ガムテープに使われてる網状の糸の一本が耳に残ってたってこと?


「怒られるから」で黙ってガマンしなくて本当によかった。


昔ラジオかなんかで幼稚園の頃にこっそり鼻に入れた絆創膏が悪臭を放つようになって親がお風呂に入れてないとかって幼稚園で騒動になったみたいな話思い出した。


普通は耳からテープの塊が出るとか思わないから、この対応は間違いではない。むしろ子供を愛している、良い母親でしょ。数年たったら良い笑い話になる。


こういう親に私はなりたい


愛されてて結構


まあ健康なのが分かって何よりだったって事で


何事もなくてよかったよ


ざんねん…… だ……… おれ…… みぎて……… 失敗……


全然恥ずかしくない、耳から異物が出てきたんだからソレをまあいいかで済ます方がヤバイです*、何も間違ってない。


脳に住む寄生虫は実際にいるからなぁ・・・ホラー小説のネタにもなったりするし


ほのぼのエピソードですね。こういうのを「そんなことないだろう」と油断して放置したり手を抜いたりする方がおかしいと思う。家庭内レベルだと「失敗談」かもだけど、災害対策とかなら甘く見ないで備えるべきでしょう?


多くの物を輸入している日本が全く周知しないのが脳をスポンジ化させるバクテリア。なんとコイツ土壌菌として未だに多くの国に生息しているのだ。海外で「生水を飲んではいけない」理由の最たる者でもある


八歳の息子は耳から出たブツがなんだったの*っかり忘れてたのか?


粘着テープとはいえ記事にあるとおり傷つけて炎症して感染症に、という最悪のケースもありえるから、対応としては間違いではない。恥ずかしい笑い話で終わってよかったということよ。


記事にするようなことかこれ


笑い話ではあるが嗤い事では無い。拍子抜けして笑えたならそれでいいじゃない


脳を喰う寄生虫はいるからな間違いない対応だ


子供が無事で良かったけど「とりあえずネットで調べる」が決して最善手でも無い事がよく分かる話でもあったな


素人判断は素人判断でしかないから医者に診て貰おう、妥当オブ妥当


「へろへろくん」で似たようなエピソードがあってね・・・へろへろが公園で寝てたら耳から軍隊アリが侵入していつの間にか頭部に巣を作られていたというホラー回があったんだよ・・・


つーか、耳にそんな物入れてたら異物感やゴロゴロ耳障りな音が続いてたと思うんだが、息子は耳がかゆくなるまでそういう違和感まるで無かったんか?