大学で開催された紙飛行機コンテストで、意外すぎる作品が第3位になった――そんな投稿が、ツイッターで話題だ。
これは、ツイッターユーザーのてるるんさん(@terurunchan)が2021年6月1日に投稿したもの。
紙を丸めたゴミにしか見えないが、実はこれ、ある「紙飛行機コンテスト」で第3位に入賞した作品なのだそう。
てるるんさんはこの写真とともに、
「紙を丸めて投げただけで賞状がもらえた」
と、投稿している。
このゴミが紙飛行機......? どういうことだろうか。
Jタウンネット記者は11日、投稿者のてるるんさんに詳しい話を聞いた。
「工学リテラシー」講義の最終回で
参加した「紙飛行機コンテスト」は、学内の講義「工学リテラシー I a」の最終回で行われた。
シラバスによると、このコンテストの課題として「紙飛行機の飛行距離、飛行時間を更に向上するには何が有効であるか考察せよ」と、記載されている。
コンテストに出す作品として、てるるんさんが製作したのが、先述の紙を丸めただけに見える作品だ。
「紙飛行機コンテスト」と題しているものに、これを出品するのは勇気が要りそうだが......このアイデアを思いついたきっかけは、何だったのだろう。
実はてるるんさんはこれより前に、別の紙飛行機を製作していたと言う。
「本番前に試し投げという形で、作った飛行機を投げることができたのですが、そこで自分を含め他の人の大多数が、うまくいって3メートルくらいしか飛ばないということに気づき、(自分は)これなら丸めたティッシュの方が飛ぶのではと思い立ち、このような(紙を丸めた)機体を作ろうと思えた」(てるるんさん)
普段、面倒くさがってゴミを捨てるときに投げ入れていたという、てるるんさん。「作った飛行機よりゴミの方が飛ぶな」という気づきが、第3位という結果につながったのだ。
紙を丸めた作品には、最初に紙飛行機を作ったときのケント紙の余りを利用したそう。
「丸めるときは、空気抵抗を少なくするためになるべく圧縮する様に心がけました」
とのこと。
時間の関係からか講評など先生からのコメントは特になかったそうだが、第3位という結果について「発想は評価されたのではないでしょうか」と、話した。
ちなみに、同コンテストで第1位になった人も、同じく「紙を丸める」という発想だったよう。
「優勝者も同じ発想だったのですが、中にクリップを上限として定められている20個入れ、さらになるべく球形にすることで着地後に転がるようにしていたことから、機体の面でも僕の斜め上を行っていると感じました」
と、てるるんさん。
今回の結果について感想を聞くと、
「このコンテストはクラスの中からベスト8を決め、そこからトーナメントになる方式だったのですが、準決勝で優勝者と対戦したときに投げるのに失敗してしまい、3位になってしまいました。
もし僕が野球部出身とかで、腕力がもっとあれば優勝または準優勝できていたかもしれません」
と、コメントした。
コンテストの様子を想像してみたが、丸めた紙を全力で投げて飛距離を勝負する姿は、紙飛行機というよりもはやソフトボール投げでは......?
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
普通の紙飛行機は投擲の入力がシビアそうだから、まあ記録は出やすいだろう。
有りって言えば有なのかもやけど美しくないやね・・・この発想が評価されたと思う東工大の学生ってどうなんやろな
発想の勝利ではあるが飛行物体であって飛行機ではないな。ルールの穴をついたわけだから次回から規制されるかな?
それがありなら円盤状に固めてフリスビー投げした方が飛びそう
大胆な発想の転換は工業大学でしかも工学リテラシーの中なんだから評価していいと思うけど、この成功体験に味を占めて後の人生でもルールの抜け道ばかり探すような人間になりそうな気はする。ひろゆきとかホリエモンとか橋下徹とかそういう系の。
何故有利なのかの解説が続くのかとwktkしたがそんなことはなかった
記録は出たかもしれんがセンスは無い。いや、工学リテラシーに原子時代のものを出すという皮肉か?愉快なエンジニアになってくれ。
幼少期の記憶では細長いシャープなのが遠くまで飛んで好きだったなぁ…翼を何回も折りたたんでたから密度?が高くなって投げやすいのかしら?シュッと直線的に飛んでく感じ。翼面を広げると飛行時間は長くなるんだけど速度は遅くなるし経路も安定せず距離が伸びない。 …このコンテスト、飛距離だけ考慮してて飛行時間が考慮されてないのが失敗だよなぁ…
紙飛行機でなくてもいいのなら紙飛行機って言うコンテストの冠いる?紙製作物投擲コンテストにしろよもう。
加えられるエネルギーが初速のみだと航空力学もへったくれも無いってことなんだろうか。
紙球でもフリスビーでも好きにやればいい。未来では乗客や貨物が大砲やUFOで空を飛ぶかもしれないんだから。
トンチ利かせてドヤァってとこなんだろうけど、小学生レベルの答えだな。大学生ならもっとチャレンジして凄いもん作って見せろよ。
この丸めたものに近い形状の飛行機を開発して帳尻を合わせればOK
紙飛行機大会で記録出す飛行機もかなりギチギチにおられてて飛ぶというか投げてる感じではあるけど…むしろ3メートルしか飛ばなかった紙飛行機がどのようなものか気になる
なんか批判している人多いけど、なぜ飛行機型にするより丸めて投げた方が飛距離が出るのかを考察するのも研究なんだよな。
てっきり筒状に丸めたのかとおもったぞ
とんちじゃねえんだぞ
優勝したら記事にしろ。「負けた」だろ。 *じゃないの? 「紙飛行機大会で紙を丸めて投げたら負ける」というロジックが完成した話だ。 勝った時に記事にしろアーホ
紙飛行機を長距離飛ばすのは難しいから、滞空時間ではなく距離を競う、初心者が飛ばすという条件なら、そりゃ空気抵抗が小さくて投げやすい形のほうが有利だよ。
面白い面白くないは別としてルール上認められてるからこれはあり。町工場のコマの大会でもルールぎりぎりを攻める似たような事があった気がする。次回から何かしらルール変更されるかもしれないしそもそも東工大だから抜け道として想定してた可能性も
世界最速の飛行機X15も翼を持たないロケット型飛行機だし、目的は距離としているからね。飛行機としてコンテストをするなら同じ動力を付けて離陸と着陸ができる飛行機模型でやればよかったんじゃないかな?動力が腕力で距離を競うとなればボールが最も効率が良いなんて誰でも気がついたというオチですね。
飛行距離じゃなくて飛行時間なら違ってきたかもね、中学の時クラスで紙飛行機大会した時、一位は15分飛んでたあれはすごかった。
>シラバスによると、このコンテストの課題として「紙飛行機の飛行距離、飛行時間を更に向上するには何が有効であるか考察せよ」と、記載されている。 飛行時間稼げてないじゃんあほらし。1番工学リテラシーが足りないのは審査基準設定を誤った教員だったわけだ。実生活に活かしてこその工学だろ? 将来飛行機を設計することになったときに球体にエンジン積むつもりか?
さすがのJタウンネットだわ。センスが無さ過ぎて見事に滑ってる。先人が滑ると分かっててあえてやらなかったことを「こりゃ発明だ!」と一人きゃっきゃ披露して周りがシーーンとなったパターンだ
教員の工学リテラシーが足りないは言い過ぎたけど、次回からは飛行時間も審査基準になってなきゃだな。なってなかったらそれまでの教育システムだけど
>>masahul>なんか批判している人多いけど、なぜ飛行機型にするより丸めて投げた方が飛距離が出るのかを考察するのも研究なんだよな。 「なんか批判している人多いけど」って思考停止してる人が「考察するのも研究」ですか。実際の飛行機はエンジンと浮力、その他の外力で飛ぶから、飛距離は無視して滞空時間を競った方がよっぽど実用的だぞ
>>キクト>ルールを曖昧にするからこういうことになるといういい例じゃないの。 記事から読み取れるルールは1に「クリップは20個まで使ってよい」、2に「審査基準は飛距離のみ」だから全然曖昧じゃないぞ。素材は多分、紙なら何でもあり? むしろ「滞空時間の最低の長さ」だの「飛行機の形状をしているか」って方が曖昧だろ。着地後に転がったのも飛距離に含めるとかアホか
そもそも小学生の自由な発想って言うのがテーマで無く「工学」と銘打って、3mほどしか飛ばない飛行機しか作れない連中しか集まって来ないこのコンテストを廃止するところから始めるのがベストだと思う。
むしろこれより飛んだ紙飛行機がどんなものなのかが気になる
紙飛行機のコンテストなのに飛行機で競う気が無く、それでOKすら出るツッコミ不在か何かか
翼がなくても揚力を発生させて浮くことができる物体を研究した結果がこの形状っていうのなら価値がある研究だが、ただ奇をてらっただけなら文字通りのゴミだな
大多数が3メートル程度しか飛ばない紙飛行機しか作れないって…その方が驚きだわ
次回からルール変更されて規制されそう
次回あたり「折り方を再現できるもの」とかの制限がつきそうね
逆に考えるんだ。紙玉に負ける飛行機を作っているようでは赤点だ、と
こういうイレギュラーがいるからある意味進化する。ルールとか
3位の人がtwitterに挙げて話題になったけど、1位の人も同じことしていたという…むしろこれに勝った2位の人のが順当にうまい紙飛行機というわけだから、見てみたいな
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